公園デビュー

ノルディックワォーク始めてまだ間もないのに…無謀にも公園デビューを試みました。その公園のジョギングコースは、約2キロメートルです。
スタート直後に自分のフォームは、笑われないかと少しの羞恥心が起きました。コースには、時々枯葉が混じってきます。ステックが枯葉をさして滑ろうとしてバランスを崩すことをありました。
しかし、葉を落とした木々をぬってコースを下る頃は勢いづいて歩きに集中しました。ダイナミックにバスケットボールに興じる高校生の笑顔が視界に飛び込んできました。小さな池には、鴨が泳いでいました。散歩している犬が誇らしそうに歩いています。早くないスピードでも視界が次から次へと入れ替わり、こちらを飽きさせません。ステックが乱れます。左手の突きが思うようにいきません。そうだ、ここは、両手をだらりと下げてダラダラ歩行をすればいいんだ。小さな流れが見えてきました。小高いなだらかな斜面が右手に見えてきました。こちらが追い越すこともあるけれど、いつまでも差が縮まらずかえって差を広げる年配の人もいます。交差するコースを多くの男女が視界を横切りました。平坦なコースで無我夢中でサッカーボールを追いかけるチームを見ました。必死です。一周しても疲れはありません。二周目に入りました。カッカッカッとステックが走ります。すべてが満足できるさばきではないので微妙な気持ちです。坂道の方が歩きに張り合いが生まれました。なるほどこれは、スキーだ。と、思わせてくれるシーンもありました。春になるとあたりは、桜の花で埋め尽くされるのでしょう。枯葉がにぎわう地面の上で小さな芽が陽の光に光っています。自分を追い越したあの人は、すごいスピードだけどもうあそこでゴールなんだ。もう一息だ。ゴール!ゴール‼️
一気の2周も終わればあっという間でした。日差しが全身を温かく包んでくれました。公園にありがとう。また、挑戦しようという気持ちがいつの間にかありました。やればできるんだ。よかった。